JALリゾート シーホークホテル福岡のウエディングブログ
2008年07月07日
週末になると館内はたくさんの個性的な花が開きます。
たくさんのこだわり、素晴らしいアイデア、二人ならではのエピソード、そしてそれをゲストの皆様へおもてなしとして、どう形に表現していったらいいかを私たちと一緒に考えていきます。
会場の装花の色はもとより花の種類、花器、テーブル上のクロスなどによって全く違う空気が生まれるし、その背後で奏でる音や光のマジック効果によりどんな雰囲気にも変化できることで「テーマ」は生まれてきます。
最近主流である映像は、二人の歴史を振り返ることで出現する思い出のひとつひとつが笑いや涙で場内に伝わり皆の心の中を懐かしさと感動でいっぱいにしてくれるし、ラストシーンのエンディングは当日足を運んで頂いた方々へサプライズと感謝をこめて、という風に今現在のウェディングシーンには欠かせない魅力的なアイテムも満載ですね。
同じ色やアイテムを使ってもどれひとつとして同じ挙式、披露宴が存在しないのは人それぞれの個性やとりまく環境なので一件一件の思いやエピソードは毎週新たな発見であり
私たちの宝物だと思っています。
どんなサプライズやアイデアで驚ろからたり感動したかというお話をこれからも綴っていくつもりですが、先日担当させて頂いた挙式・披露宴の中で、忘れかけていた大切な何かを思い起こすことがありました。
今まで二人を支えてきたご両親や親族、大切なご友人達そして今からずっとお世話になる職場のかたがたへのおもてなしとしてごく自然に当たり前のように打ち合わせは進んでいったのですが、お二人の人柄はとても周囲を大切にする静かでそれでいて確固たる方向性を同時にしっかり持っていらっしゃいました。
福祉関係の学校で知り合い、目標や興味は類似点があったとして一緒に過ごしてゆくうちに相手への理解力や表現したいもの、二人が描く夢みたいなものもお互いの尊重のもとに生まれてきたのだなと時間の流れの中で私自身も感じていました。
度重なる打ち合わせでご両親や友人を思うが故の相談やご希望を伺ううちに、強力なテーマではなく、何か目に見えない信念のようなそれでいてとても温かいものがお二人にはありました。
当日、花嫁の父は車椅子でしたが、終始涙をぬぐっておられ、その家族内での絆やそれを見守る新しい親族の思いも充分伝わってきました。
何の計算も演出もなく二人のいつもの人柄がとても自然にいい形で現われた一日だったと思います。
ご友人は三次会まで企画して、三次会においては友人が新婦母からの手紙をサプライズで用意し紹介するというサプライズも後に聞くことができました。
多種多様化した式・披露宴がいつも繰り広げられる今日この頃ですが、一番大事なのはいつものお二人がいつもの優しい気持ちでお客様が楽に過ごせる「特別」ではなく「自然」なおもてなしが原点ではないかとつくづく思ったものでした。
それは何に現われるか。。。
そう、ゲストの方々の温かい拍手です。
大きな声援を伴うわけでもなく、義理でパラパラと聞こえてくるでもなく、心からの温かい拍手。
これを聞きたくて、そんな披露宴をお手伝いしたくて今日もたくさんの新郎新婦とお話します。
でも、この温かい拍手に包まれる時間はいくら料金を払ってもアイデアを駆使しても誰にでも手に入れることはできないのです。
二人が今までの歴史で築いてきたそのものだから。
私自身もそんな風に人として心から接することができる人間になれたらと今日も思っています。
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