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ラウンド・ブリリアントカット round brilliant cut


「ブリリアントカット」の中で最もスタンダードなカットの一つ。

ダイヤモンドの美しい輝きを最大限に引き出す為に屈折率、反射率など全て綿密に計算された58面体のカットです。


宝石自身の輝きを引き出す為のカットであることから「ブリリアントカット」と名づけられました。
宝石の中央から外側に向かってファセット(facet : 切子面)が配置されているのが特長です。


ダイヤモンドの品質を評価する基準の『4C』は58面体のラウンド・ブリリアントカットのみが評価対象とされています。完成度が高く、最もポピュラーで人気のカット。


ブリリアントカットは17世紀ごろに発見され、
今尚、独自の輝きを生み出す為に、多くの研究が続いています。

オーバル・ブリリアントカット oval brilliant cut



「ブリリアントカット」の一つで、上から見て楕円形にカットされたもの。
小判のような形はラウンドに比べて表情が優しく、上品な落ち着きを感じさせます。


このカットは主に、ルビーやサファイヤと相性が良く、飽きの来ないデザインで婚約指輪の中でも人気があります。
最近では、楕円形を横向きにセットするデザインも。
57面のカットが定番です。


また、オーバルはファンシーカットの定番の一つでもあり、ダイヤモンド以外のカラーストーンにもよく用いられます。

ハートシェイプ・ブリリアントカット heart shape brilliant cut


「ブリリアントカット」の一つで、ハートの形にカットされたもの。

ラウンドと違い、評価の基準は決められていませんが、左右対称、縦横のサイズが大体同じものが良いとされます。
美しいハートの形を作る為には、カットした際に捨てる部分が多くなるので、取れる原石が限られてきます。
そのため、希少価値の高い宝石になります。


ファッション性が強く、「ハート」の形から、ルビーなどがこのカットに多く見られます。
オススメは甘くなりすぎないダイヤモンド。

マーキース・ブリリアントカット marquise brilliant cut


「ブリリアントカット」の一つで、両端が尖ったボートのような形にカットされたもの。


この由来は18世紀イギリスにさかのぼります。
フランス王ルイ15世は、愛妾のポンパドール婦人に侯爵(マーキース)の称号を与えました。
その頃にパリに現れた船の形をポンパドール侯爵夫人に敬意を払って“マーキース”と呼ぶようになりました。


大変存在感のあるカットです。
小粒でも輝きの強いマーキース・ブリリアントカットはサファイアやルビーの貴石の周りにサイドストーンとして頻繁に使われます。
また、蝶の羽や花びらを表現する際にも用いられます。


マーキーズ・カット、マーキス・カットとも。


ペアシェイプ・ブリリアントカット pear shaped brilliant cut


ブリリアントカット」の一つで、洋梨(ペア)のような形にカットされたもの。

涙のしずくのようにも見えるので、「ティアドロップ」とも呼ばれています。
大粒のダイヤモンドに良く見られる形状で、中世ヨーロッパで好んで用いられました。


片方の先端が尖っているので、指をキレイに長く見せる効果があります。
アクアマリン、アメジストなど、おおぶりのデザインを楽しめる半貴石に好まれ、デザイン的にペンダントトップとしても人気です。

エメラルドカット emerald cut

エメラルドによく用いられるスクエア(四角)カットの代表。
エメラルドの輝きを最大限に引き出す為、屈折率を計算してカットされています。
アウトラインに沿って平衡にファセット(facet : 切子面)が配列されている場合、ステップカットともいいます。
クレオパトラに愛されたことで有名なファンシーカットの一種です。


テーブル面が広い大ぶりの半貴石にも良く合います。
現在のエメラルカットは16世紀に入ってから開発されたと言われています。

バゲットカット baguette cut


長方形のすっきりとしたイメージのカット。
バケットカットは長方形のステップカットのことで、透き通る美しさを発しています。
このカットはメレ石によく使われる形で、棒を意味するフランス語に由来します。
大きさや長さで少ずつ表情が変化します。

主にカラーストーンなどに使用されます。
ダイヤモンドで使われる場合、ダイヤのファッションリング脇石などに使われます。


メレ(melee)
0.18カラット以下の小粒なダイヤモンドを指す。
フランス語で「小粒石」の意味。

プリンセスカット princess cut

凛とした美しさを持つプリンセスの名に相応しい正方形のカット。
カット面が細かく多い為、反射光が柔らかく煌きます。
ただし、エッジがうすくカットされているのでとてもデリケートで欠けやすいといわれています。
ブリリアントカットに対し、ファンシーカットとも呼ばれています。


1970年代に以降に登場した比較的新しいスタイルのカット。
プリンセスカットは色を濃く見せるので、エメラルドカットよりも黄色身が強くなります。

ソリティア solitaire(立て爪)

一粒の石を何本かの爪で留めるセッティング方法。
6本、4本の爪が定番。

一粒石を爪で持ち上げ、ダイヤモンド本来の美しさを際立せるために、光が入り込むよう工夫されています。


エンゲージリングとして代表的な6本の爪は、かのティファニー社が考案したスタイル。
ソリティアの他に「ソリティール」「ひとつ石」とも言います。


爪なし

立て爪を使わず、石をアームで留めるセッティング。
表面に爪が無いため、服などに引っ掛かりにくく、日常使いに適しています。


爪なしには、彫り留め、ベゼル留め、レール留め、テンションセッティング、パヴェセッティング、バーセッティングなどの種類があります。

パヴェ pave

パヴェとはフランス語で「石畳み」を意味します。

アームの部分に小粒のメレ(0.18カラット以下の小粒ダイヤ)をびっしりとしきつめたセッティング。
繊細でシックでありながら、存在感のあるデザインです。
爪が無いので、普段使いに適しています。


また、メインストーンの周りにパヴェを配置すると、
メインストーンを引き立て、より華やかに見せる事が出来ます。


年齢に関係なく身につける事ができ、手元が華やかになります。
リング一周にパヴェを施したものをエタニティリング、半分ほどのものをハーフエタニティといいます。

ベゼルセッティング bezel setting

立て爪の代わりに、台がダイヤモンドを囲うように深く伏せこんであるセッティング。


爪がない為、服などに引っ掛かりにくく、普段使いに適しています。
ベゼルセッティングはリングの上部に取り付けられるため、リングの上に立っているように見え、立体感があります。


しっかりしたベゼルセッティングはシンプルながらも、クラシカルな印象を与えます。

セミオーダー semiorder <ジュエリー>

エンゲージリングを購入する場合、ルース(裸石)とリング枠を自由に選んで組み合わせるシステム。
予算や好みに応じて、気に入ったデザインで作ることが出来ます。


ルースとリング枠の値段で価格が決まる為、予算オーバーになりにくいと言われています。
完成まで1~3週間かかります。


石を持ち込むことも出来るため、婚約指輪、結婚指輪、また、ふたつを合わせたセットリングなど、おふたりのイメージに合わせた制作が可能。

リフォーム reform<ジュエリー>

家族から譲り受けたものなど、手持ちのジュエリーを違うデザインに作り替えること。


石を取り外して新たな枠に埋め込む方法や、既存のデザインを買えずに枠のサイズを変更する方法などがあります。
また、リフォームしてエンゲージリングにすることも可能です。


リフォームでの制作期間はフルオーダーとほとんど変わりません。
また、指輪だけでなく、ウエディングドレスをリフォームする場合も。

フルオーダー full order <ジュエリー>

デザイン画から完成まで、オーダーメイドでリングを作ること。
デザイン画から作成する為、セミオーダーと比べて時間が掛かります。
すべて手作りの為、オリジナル性がとても高いものに仕上がります。


費用はレディメイドセミオーダーと比べると少し高い場合が多いです。
オーダーから約1ヶ月で完成。

レディメイド ready made<ジュエリー>

既に商品となっている既製品のこと。
婚約指輪やウエディングドレス等、オーダーメイドで作る事が可能な商品と区別する為にレディメイドと呼びます。


実物を見て購入できるので安心感があります。
しかし、サイズ調整や取り寄せが必要な場合も多く、当日に持ち返る事は少ないといわれています。
思った以上に時間が掛かってしまう場合もあるので、注意しましょう。


オーダーメイドの反対語として用いられます。

4C

ダイヤモンドの品質を評価する基準のこと。
ポイントとなるCUT(カット:形状、研磨、仕上がり)、CRAT(カラット:重量)、COLOR(カラー:色)、CLARITY(クラリティ:透明度)の4つの頭文字「C」より、「4C」と呼んでいます。


4Cはダイヤモンドを購入する際に添えられる鑑定書に記載されます。
評価対象になるのは58面体のブリリアントカットのみで、他のカットは対象外とされます。この評価は世界的な鑑定基準っであり、市場での信頼性が高いといわれています。


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