『バージンロード』

様の結婚式場ブログより)

写真

バージンロード。

なぜお父さんと歩くか知っていますか?

私は22歳の時、夢だったウエディングプランナーの仕事をするため前の会社を辞め、シーホークに入社しました。

そして25歳、何となく仕事をこなせるようになった頃、出張で東京へ行きいろいろなホテルの素敵なチャペルを見て回りました。

いくつかホテルは回りましたが、1人素敵な女性スタッフに出会いました。

お客さんとして見学に行った私に

「失礼ですが、お父様はご健在ですか?」とその女性は尋ねました。

「はい」と答えると「なぜバージンロードはお父様と歩かれるかご存知ですか?」

と続けられました。

3年も経ってその意味も考えた事はありませんでした。

その女性は、

「バージンロードはあなたが生まれて来て嫁がれる日までの道なのです。

生まれて来て一番長くいた男性、お父様とその道のりを一歩一歩確かめながら

ご新郎様の元へ進まれるのです。」

そう言われました。

コツコツと歩む音を耳で感じられるよう、バージンロードは大理石にしています、と。

出来上がった施設に対してあとからつけた意味かもしれないけれど。

普段は恥ずかしくて話せないような話もサラリと出来る、夢のある素敵な事を言える、こんな女性に自分の結婚式を担当して欲しいと心から思いました。

その数年後、自分が結婚する日が来ました。

特にあれがしたい、これがしたいという希望もなく無難な内容の結婚式を迎えた当日の朝。

支度に入った美容室の部屋に、あるプランナーからのメッセージカードがありました。

『幸せな一日を・・・。』

そのメッセージカードを見ながら、あたたかい気持ちのまま化粧をしてもらいドレスを着ました。

結婚式では父と入場し、祭壇の前で私の背中を押し彼に頭を下げる父の姿を横に感じながら、いつか聞いたあの女性の言葉を思い出しました。

意味のある結婚式が出来たんだ、と思っています。

婚礼の「営業部」として売り上げを考えながら・・・

でもお金にかえられないものをお客さんにあげられるようなプランナーになりたい、と思っていました。

そうなれたかはわかりませんが、とても素敵な仕事をしていたなぁと今は思います。

↑このメッセージは、今はプランナー仲間の裏方として、お取引先様へ手配の確認など、新たなご婚礼カップルのサポート役に徹してくれているMs.M.Uさんからでした!ご感想お待ちしています。

この記事はJALリゾート シーホークホテル福岡様の結婚式場ブログで2009年7月30日に投稿されたものです。
カテゴリ: ウエディングプランナーダイアリーバージンロードのエピソード

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