ある母子の物語

様の結婚式場ブログより)

こんにちは、NAGGYです。

今日は、私が今までの何百組と担当させて頂いたお客様の中からの

心温まるエピソードをお届けします。

その花嫁さんは、お父様が他界されており、チャペル挙式の入場を誰と歩こうか・・・と

悩まれておりました。

ドラマや映画で観る結婚式の入場シーンを飾るのは圧倒的に花嫁さんとお父様。

でも・・・

世の中の花嫁さんすべてにお父様がいらっしゃるとは限らないですよね。

悩まれている花嫁さんに、私はこう提案してみました。

「お母様と歩かれてはいかがですか?」

花嫁さんは「えっ?」と。

とても意外そうな表情をしてらっしゃいました。

バージンロードを一緒に歩くのは異性でないといけないという言い伝えはなく、

産まれた日から今日の日まで、一番側で愛情を持って育てて下さった方が一番ふさわしい

というお話しもさせて頂きました。

そして、結婚式当日。

花嫁さんはお母様と長いバージンロードを一歩一歩かみしめながらご入場されました。

私はその姿を後ろから見守っていました。

お母様の手から新婦さんの手が新郎さんに託され、

新郎新婦のお二人はまっすぐに祭壇に向かって歩かれたその時・・・

お二人の姿を見守るお母様がとった行動は、まさに娘を思う母そのものでした。

「みんなに娘の素敵な姿を見て欲しい」

そんな思いからだったのでしょうか?

新郎さんと腕を組んで歩いていかれる、新婦さんのドレスの裾を丁寧に直しておられたのです。

お父様では決して思いつかない行動ですよね。

見ていた私や他のスタッフまで思わず涙を浮かべた瞬間でした。

結婚式はいろんな方のいろんな思いが詰った一日。

大切なことを改めて思い出させてくれた一日でした。

この記事はセレス相模原様の結婚式場ブログで2008年7月17日に投稿されたものです。
カテゴリ: バージンロードのエピソード家族の絆

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