天国からの手紙

様の結婚式場ブログより)

先月、結婚式をされたあるカップルのお話です

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 初めて当ホテルに来館し、お二人からいろいろとお話を聞いていたところ、お二人はすでに1年半前に入籍をし、お写真だけは撮っているとのことでした。どうしてかなと思い、何気なく伺ってみたのですが、あまり話したくなさそうな雰囲気がして、これ以上は聞かないことにしておきました。

 そんなお二人が、当ホテルでの結婚式を決めてくださり、お打ち合わせも順調に進み、当日まであと1ヶ月となったところ、打ち合わせの最中たまたま新郎と二人になり、そこで新郎が、彼女のお母さんからの手紙を書きたいんです、と言い出しました。私はよく意味がわからなかった私は、その意味を尋ねたところこんなお話をしてくださいました。

 大学からのお付き合いのお二人。結婚の約束はしていたものの、それぞれ希望の会社に就職して1年ほどしか経っておらず、ようやく仕事にも慣れてきてきた頃であったため、2年後くらいに入籍できればと話していたそうです。そんな頃、新婦さんのお母様の病気が発覚し、しかも余命半年と宣告されました。当然当初かなり落ち込んでしまっていた新婦ですが、お母さんのためにできることをしようと考えた末、お二人はまだ先にと思っていた入籍をし、ウエディングドレスを着て写真だけとり花嫁姿を見せてあげたそうです。また、新婦は大好きだった仕事をスパッと辞め、実家のある福島に帰り、お母様が亡くなるまで付きっきりで看病をしたそうです。
生前お母さんは新婦に本当に感謝していたそうで、新婦が一所懸命頑張っている姿を見ていた新郎は、そんな新婦を褒めてあげたくて、新婦が一番喜ぶお母さんになったつもりでそのことを伝えたいと思ったそうです。お手紙は、お母さんの気持ちを一番良くわかっているお父さんにも話を聞いた上で、完成されました。

 新郎の深い愛とお父さんとお母さんの愛と感謝の気持ちがたくさんつまったこのお手紙は披露宴の終盤で読まれました。何度も何度も「ありがとう」と綴られていたその手紙を聞いて、新婦は新郎が書いた手紙と知ってか知らずか大号泣。絶対にお母さんも天国でその手紙と同じように想い、新婦に感謝していることでしょう。本当に素敵なお手紙でした

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 結婚には、新郎新婦の今までの人生や、ふたりに関わってきたたくさんの人たちの想いがつまっています。そういったものをすべて引き出してあげるのがわたしたちの役目であると思います。何組の結婚式に関わっても同じものは何一つ無く、いつもいつもそれぞれに感動や発見があります。こんな素敵なことに関われるこの仕事ができて、本当に幸せに感じます

この記事はサンルートプラザ東京様の結婚式場ブログで2010年1月30日に投稿されたものです。
カテゴリ: 家族の絆新郎新婦のエピソード泣ける手紙&スピーチ

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