【ホテル日航東京】

ベーカー料理長 小早川 弘さん

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パンを育てるとは?

「子供達にパン作りを通じて、人生の何かを感じて欲しい。そして、子供達が成長する事に、私がお役に立つならば嬉しいです。とてもやりがいを感じますよ。それに、子供はやっぱり可愛いですね。喜んでいる姿を見ると、自分も嬉しくなるんですよ。」

ベーカー料理長・小早川シェフ自身も3人の子供を持つお父さん。パン教室に参加してくる子供達はご自身の子供のように思えてくるそうです。

「いつか、参加してくれた子供達がホテルを訪れて、 “ 子供の頃、ここでおいしいパンを作ったんです ” と言って、結婚式を挙げてくれたら、こんなに感動的な事はありません!」

釜から出てきたのはきつね色にこんがりと焼けたパン!出来上がったパンを見ると「わあ!」と子供達から歓声があがります。辺り一面に香ばしい香り…。子供達は焼きたてのパンを「おいしい!」とパクリ。小早川シェフから手渡された “ ちびっこパン屋さん認定証 ” をにっこりと誇らしげに眺めていました。

昨年、ホテル日航東京で開かれたオリーブ収穫祭でも、近隣の小学生を招き、パン教室が行われました。しばらくたってからシェフの元に届いたのは、「パンおいしかったです」という、小学生からの感想文。シェフにとって、とても嬉しい出来事であり、日々の励みになっていると言います。

「 “ おいしい ” と言われるのが本当に嬉しいんです。パンは私達の生活と密接な関係にあります。パンはいつでもそばにあるもの。結婚式のような記念日も。普段の日常の中でも。だから、パンを通じて、幸せになって欲しいと思います。」

毎朝4時半からパンを焼いているのにも関わらずシェフがいきいきと輝いているのは、多くの方の “ おいしかった ” という言葉が生み出す力なのですね。

「若い時は思い通りのパンが作れず、とても苦労しました。パンは同じ分量、同じ材料を使ったとしても、全く同じものは作れないんです。関わる人間によっても味が変化します。だから、毎日心がけているのは、 “ パンは作るものではなくて、育てるもの ” と言う気持ち。納得したパンが出来ないととても悔しいんですよ。」

若い頃の努力があったからこそ、今のベーカー料理長・小早川シェフのパンがあるのですね。数々の有名ホテルで修行を積んだ小早川シェフ。

パン職人としての心構えはどのような方に指南されたのでしょうか?

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