
彼女が小さな頃おやつとしてよく食べていたのは、お母様が作ってくれたクレープやチョコバナナ、レアチーズケーキ。
“お菓子を食べることが大好き ! ”
それが彼女をパティシエの道へと導いたといいます。
高校卒業後は短大で栄養学を学び、料理人にあこがれて夜間の調理学校に通うことにした柿沼さん。その傍ら、吉祥寺にある有名店「パティスリー・サロン・ド・テ ゴセキ」で続けていた昼間のアルバイトがきっかけで、お菓子作りの世界に魅了されていきます。限られた時間の中でお菓子の基礎を徹底的に学び、卒業後はパティシエの道一筋へ。
タルトが主力商品のこのパティスリーで、4年間に及ぶ修行。つらかったことはなかったのでしょうか…?
「つらいと思ったことですか? う〜ん、全くありませんでした!イライラしたり、作りたくないと思いながらお菓子を作っても、絶対に美味しいものはできない。
“自分自身がいつも楽しんで作りな!”
というのが、「パティスリー・サロン・ド・テ ゴセキ」のオーナーシェフである五関氏の口癖でした。そういうのびのびとした、お菓子作りの精神が、現在の私自身にも活きています。」
負けず嫌いでマイペースという生まれ持った性格に加え、周りがつらいと思うこともつらいと思わない前向きな姿勢。そこには、彼女のこれまでの経験を垣間見ることができます。
そして、「パティスリー・サロン・ド・テ ゴセキ」の味を習得しつつあった頃、大きな転機を迎えました。
