最後に、ホテル日航東京は柿沼さんにとってどんな場所かお聞きしました。
「部署の壁を飛び越えて、とにかくホテル全体が“アットホーム”という言葉に尽きると思いますね。
落ち込んでいると笑わせてくれたり、悔しい思いをして歯を喰いしばっているときに“悩んでいることがあるなら吐き出せ!”と言ってくれる先輩や同僚ばかり。みんながそれぞれの性格やクセ・得意分野を共有している感じです。」
「バレンタイン1日お菓子教室」の際も、柿沼さんの進行をさりげなくフォローし、父親のように見守るシェフパティシエの姿が。全員が一丸となってお客様の満足のために尽くす…そんなスタッフの姿勢が印象的です。
取材班の私も、ホテル日航東京2Fのケーキカウンターに並ぶケーキをいくつか食べてみました。そのお味は…柿沼さんのおっしゃる通り“クセがない!”
定番の人気商品はモンブラン。口どけの良い食感、スーッと広がる香り、素直な甘さ。「また食べたい!!」子どもも大人もきっとそう思うはずです。
『上質』それでいて『親しみやすい』…本当にホテル日航東京の雰囲気そのもの。
「みんなに愛される定番商品のほか、中には強い個性で興味を引きつけるデザートだってあります。その“バランスのよさ”も、幅広いお客様に受け入れられるポイントかも知れませんね。」
このケーキの仕上げや飾り付けも柿沼さんが手掛けているんだなぁ…
そう思いながら、一口、また一口。
なんともいえない幸福感とともに、彼女の笑顔や真剣なまなざしが脳裏によみがえってきます。
ケーキカウンターは2008年6月、「プレミアム パレット」として新しくオープンします。
新しいお店に並ぶ色とりどりのデザートたち。
人々の心にどんな鮮やかな絵を描くのでしょうか…?
「商品の企画に一から携わることができるのは、一番手・二番手の先輩シェフ。でもいつかは、ここに私の手掛けた作品が並ぶ…それが夢です。」
[インタビュー・構成] 2story取材班
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