音響・照明担当 柴田 愛子さん

新郎新婦の入場前、披露宴への期待感に包まれたホテルメトロポリタンの『富士』。
その一角で、おふたりの披露宴を真剣なまなざしで見守るスタッフの姿があります。
音響・照明担当、柴田愛子さん。
司会の合図で一瞬の暗闇に包まれる会場。ゲストの気持ちを高揚させるような音楽が鳴り始めます。そのBGMに合わせ、時に身体でリズムを刻みながら、音響卓や調光卓など複雑な装置を的確に操作していく柴田さん。鮮やかな光線が駆け巡り、会場全体は立体感あふれる幻想的な異空間に。音楽のクライマックスに合わせ会場の扉におふたりの名前がライトアップされた、その瞬間。新郎新婦の入場に、その場に集う全員の心が揺さぶられます。
ホテルメトロポリタンのウエディングでは、五感を刺激するダイナミックな演出効果を駆使し、おふたりやゲストを一気に “非日常の世界” に引き込んでいきます。

「結婚式に欠かせないものと聞いてみなさんが最初に思い浮かべるのは、ウエディングドレスやブーケなど具体的なものかも知れません。でも当日の音響・照明は披露宴の感動の度合いを左右する重要なもの。私はバンドでギターを担当していたことがあり、ステージで味わう音響・照明との一体感、時間も言葉も飛び越えて身体の芯から共鳴する感覚が大好きでした。そんな一生に一度の “おふたりのライブ” を創り上げて、ゲスト全員を魅了したいんです!」
そんな柴田さんが活躍するホテルメトロポリタンでは、2008年9月、メインバンケット『富士』の一大リニューアルが行われました。

天井高約6メートルの開放感あふれる空間。総クリスタルのきらびやかなシャンデリア。
最大420名が着席可能なこの『富士』には、最新の音響・照明・映像設備が導入され、壮大なスケールの演出が実現可能となりました。ウエディングフェアで行われる新郎新婦入場シーンのデモンストレーションでは、約1分半のライティングショーをゲスト席で鑑賞し、感極まって泣き出してしまうカップルも少なくないとか。
本番で決して失敗の許されない、常に張り詰めた緊張感が漂うこの仕事。しかし柴田さんを始めとするホテルメトロポリタン音響・照明スタッフは皆、新郎新婦の様子やゲストの雰囲気を確かめながら、時にほほ笑み、時に涙をこらえ、おふたりの披露宴をともに祝福する気持ちで楽しんでいる、そんな余裕さえうかがえます。
「新しく生まれ変わった『富士』には “どんな有名なアーティストのステージよりも感動的な“おふたりのライブ”を創りたい!“ という、ホテルメトロポリタンの想いが詰まっているんです」と、柴田さん。今回は、普段なかなか表に見えてこない音響・照明のプロ達の舞台裏、そしてメインバンケット改装に伴う演出の進化について探ってみましょう!
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[インタビュー・構成] 2story取材班
